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【現地レポ】2022年3月現在、羽沢池辺線の道路用地を見てきました【羽沢町・菅田町】

羽沢横浜国大ブログをご覧いただきありがとうございます。

羽沢横浜国大と鴨居を結ぶ都市計画道路”羽沢池辺線”の記事第3弾です!

第1弾、2021年9月20日更新の記事「羽沢横浜国大駅周辺がますます便利に!羽沢と鴨居を結ぶ羽沢池辺線とは」では、羽沢池辺線の概要や目的などを解説しました。

第2弾、2021年10月4日更新の記事「羽沢横浜国大と鴨居を結ぶ羽沢池辺線の工事状況」では、羽沢横浜国大駅周辺に焦点を当て、羽沢池辺線の工事の進捗状況をお伝えしました。

 

今回はもう少し足を伸ばし、羽沢横浜国大駅と鴨居駅の中間地点となる羽沢町や菅田町の道路用地を見てきました。

羽沢池辺線の道路用地が現在どうなっているか興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください!

 

↓羽沢池辺線の概要については、こちらの記事にあります。

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目次

用地買収の状況はどうなっている?

羽沢池辺線(羽沢・菅田地区)は昭和44年(1969年)に都市計画で決定された計画道路で、平成4年度(1994年)から事業が進められています。

2022年3月時点の事業進捗率は44%、用地取得率は90%となっています。

この用地取得率は、事業認可を受けた区域のうち、取得済み面積の割合を示したものです。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/doro/kensetsu/douro/rosen/hazawasugeta.html

上記画像の赤点線部分が事業認可を受けた区域で、延長約3,150m、標準幅員32mです。

つまり、用地取得の状況としては、道路の長さを基準として単純計算すると、3,150m×90%=2,835mが取得済みとみられます。

用地の取得はほぼ進められているといって良いかと思います。

一方、事業進捗率は半分にも満たない44%となっており、事業の進捗が停滞していることが見て取れます。

 

道路用地の現地レポート

ここからは、現地で撮影した写真とともに道路用地の現況を見ていきたいと思います。

計6か所、それぞれGoogleMapsで撮影場所を示しますので、ぜひ撮影場所と写真を照らし合わせながらご覧ください!

今回の現地レポートの対象エリアは、GoogleMapsでオレンジ色に囲んだ範囲になります。

羽沢横浜国大駅から徒歩25~30分程度、鴨居駅からも同程度の駅距離です。

いちご狩りで有名な”もちだ農園”シャトレーゼ羽沢店羽沢幼稚園西菅田団地、菅田町の農業専用地区などがあるエリアですね。

 

①市道菅田第293号線との交差箇所(南方向に撮影)

住所は神奈川区羽沢町です。

シャトレーゼ羽沢店がある道路沿いですね。

また、撮影場所の至近には羽沢幼稚園があります。

羽沢池辺線のすぐ西側に羽沢幼稚園がある位置関係です。

この周辺は住宅地と農地が混在しているエリアとなっています。

重機を使い、大掛かりな工事が行われていました。

工事現場は高さのある囲いが設置されており、市道菅田第293号線に面している場所だけこのように開いていました。

工事内容は、工業用水道管への取り替でした。

発注者は横浜市水道局です。

工期は令和7年(2025年)3月30日までとなっています。

あと丸3年かかる計画ですね。

 

「似たような工事、どこかで見たことがあるような・・・」と思ったら、

羽沢横浜国大駅近くで行われている水道工事でした。

これは、羽沢池辺線の始点となる羽沢南2丁目で行われている工事です。

↓この水道工事については、こちらの記事でレポートしています!

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どちらの水道工事も羽沢池辺線の道路用地で行われているものです。

つまり、水道管の取り替え工事は羽沢池辺線と関連性があるということではないでしょうか。

そうなると、水道工事は2025年3月まで終わらないので、羽沢池辺線の道路工事が始まるのは2025年以降にずれ込むとみられます。

 

②市道菅田第293号線との交差箇所(北方向に撮影)

先ほどの水道工事の現場とは、市道を挟んで反対方向を撮影しました。

都市計画道路 事業用地”の看板が掲示されており、道路用地は柵で囲われていました。

既に用地買収が済んでおり、立ち退きも完了しているとみられます。

柵の周りには戸建てやアパートが立ち並んでおり、柵の部分だけ更地になっていたので、羽沢池辺線がどのような形で作られるのか概ね把握できました。

幅員32mということで、実際に見ても横幅がかなり広い印象を受けました。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/doro/kensetsu/douro/rosen/hazawasugeta.files/hazawaikonobe.pdf

市道菅田第293号線と羽沢池辺線が交わるこの場所は、立体交差となるようです。

市道菅田第293号線と羽沢池辺線の立体交差部分の完成イメージです。

高架橋が設置され、写真を撮影した②の場所あたりがちょうどON/OFFランプになるとみられます。

 

③市道菅田第148号線との交差箇所(南方向に撮影)

住所は神奈川区菅田町です。

ここ一帯は菅田町の農業専用地区として整備されており、農園の事務所や農業従事者の住居以外はほぼ農地が広がっているエリアです。

羽沢池辺線の道路用地であることを示す看板などは一切なく、柵で囲われているような場所もありませんでした。

道路用地(とみられる場所)では、現在も農作物(キャベツとネギでしょうか?)が栽培されていました。

ちなみに、この写真の奥にうっすら映っているのが前述の①や②の羽沢町エリアになります。

こんなのどかな景色に幅員32mの都市計画道路ができるなんて、今はまったく想像できないですね。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/doro/kensetsu/douro/rosen/hazawasugeta.files/hazawaikonobe.pdf

市道菅田第148号線と羽沢池辺線が交差する場所は、平面交差になる計画です。

これが完成イメージです。

写真を撮影した場所がまさにこのようになるということですね。

このように立派な道路であれば、交差点にコンビニやスーパーなどができてもおかしくないと思うのですが、道路工事に合わせて用途地域の変更なども進めていくのでしょうか?

https://wwwm.city.yokohama.lg.jp/yokohama/PositionSelect?mid=2&nm=i%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%BC&ctnm=i%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%BC
https://wwwm.city.yokohama.lg.jp/yokohama/PositionSelect?mid=2&nm=i%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%BC&ctnm=i%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%BC

上記地図の「+」の場所が市道菅田第148号線と羽沢池辺線の平面交差箇所です。

現在は市街化調整区域(紫の斜線)となっていますね。

ただ、②で見た市道菅田第293号線との立体交差部分はオレンジ色の準住居地域となっていますね!

その周辺は黄緑色の第一種低層専用住居地域なので、ここだけ用途地域が変更されたのでしょうか。

用途地域の変更にも期待がもてそうな結果でした。

 

④西菅田団地(北方向に撮影)

神奈川区菅田町にある西菅田団地の道路から北方向に撮影しました。

西菅田団地は、UR都市機構が管理する総戸数1,350の団地です。

道路用地という明記はされていませんでしたが、現地に行くと一目で道路用地とわかりました。

この辺りは樹木が植えられており、草などもある程度整備されている印象でした。

また、このような掲示板が設置されていました!

横浜市道路局が設置したものとみられ、羽沢池辺線に関する掲示物がいくつも貼られています。

かなり日焼けしてしまっているので、ずいぶん前に掲示されたのでしょう。

掲示物には羽沢池辺線の概要や目的などを記す内容が記載されていました。

これを見ると、事業期間はなんと平成27年度までとなっていますね!

つまり2015年には羽沢池辺線が開通する計画だったということでしょうか。

 

⑤西菅田団地(南方向に撮影)

④と同じ場所から南方向に写真を撮影しました。

写真の右端と左端に映っているのは西菅田団地です。

正面に映っている森が羽沢池辺線の道路用地になります。

”手付かずの森”といった印象で、道路工事に向けた整備が進んでいる様子は見受けられませんでした。

この森に近づいてみると、

このような感じでした。

柵に掲示されている”不法投棄禁止”の文言には、「横浜住まいセンター」の記載があります。

この辺りはUR都市機構が管理している土地とみられます。

 

⑥クリエイト横浜西菅田店の東側(北方向に撮影)

④と⑤の撮影場所から北方向に進んだ場所です。

クリエイト横浜西菅田店の東側、そして西菅田団地の「西菅田ショッピングプラーザ」の近くですね。

こちらも手付かずの森といった状況でした。

道路用地を示す看板などはありませんでした。

クリエイト側から撮影すると、

写真奥に映っている森が道路用地になります。

クリエイトは道路用地から少しずれているので、立ち退きの必要などはないと思います。

 

西菅田団地周辺にあった団地の全体像を示す看板です。

こう見ると、羽沢池辺線の道路用地を避けるように団地が配列されていることが見て取れます。

赤色で示したエリアが羽沢池辺線の道路用地です。

西菅田団地は1971年以降、順次竣工したとみられます。

羽沢池辺線の都市計画決定が1969年ですから、羽沢池辺線の開通を見越して西菅田団地の棟配置などを決めたという流れも自然に思えます。

ということは、もともと西菅田団地の間を幅員32mの都市計画道路が横切ることを想定していたということでしょうか。

羽沢池辺線が開通したら、西菅田団地の穏やかで落ち着いた雰囲気は変わってしまいそうですね・・・

 

おわりに:羽沢池辺線の開通は2030年?2035年?

今回は、神奈川区羽沢町と菅田町の道路用地を見てきました。

道路用地として明確に確保された場所もあれば、引き続き農地利用されている場所もありました。

いずれも道路建設に向けて整地などが進んでいるわけではなく、ほぼ手付かずの状態でした。

 

当面は水道工事が行われ、2025年以降に順次道路工事が始まるとみられます。

総距離3,150mの羽沢池辺線が開通するのは2030年、はたまた2035年頃でしょうか?

しばらく時間がかかるというのは間違いなさそうです。

 

本記事に追加情報などありましたら是非コメント欄にてお知らせいただけると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

引用:

横浜市HP:羽沢池辺線(羽沢・菅田地区)

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/doro/kensetsu/douro/rosen/hazawasugeta.files/hazawaikonobe.pdf

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このブログを運営している人

横浜市在住歴10年弱。街の変化を眺めるのが好きです。羽沢横浜国大を中心に、横浜市内の再開発や商業施設などを発信するブログを運営しています。

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 更新ありがとうございます!
    長丁場な開発になりますね!

    現状上菅田あたりから鴨居には抜けていけるので不満はありませんが、これが完成するとららぽーとなどには出やすくなりますね!

    裏道の混雑緩和も期待ですが、、、まだまだ先過ぎて実感わきませんね笑

    • くらっしーさん、コメントありがとうございます!

      羽沢池辺線が開通しないと鴨居方面に出るのは不便なのかなと思っていたのですが、既存道路でも鴨居方面に抜けられる道はあるのですね。
      そうなると、鴨居方面へのアクセス性と言うよりは、ロードサイドの開発に期待したくなります!
      ロードサイド型店舗がいくらかでもオープンすれば、羽沢エリアの街力向上に寄与しそうですね。

  • 羽沢池辺線気になってます!
    更に詳細な記事化ありがとうございます。

    羽沢横浜国大駅のクリエイトあたりから見える環状2号線を挟んだ台座部分付近では、ショベルカーが崖を少しずつ切り崩してる作業をやっているのが見えるので、一応平行して進めてるのかなー?とは思います。。

    老人ホーム側の方の台座横辺りもたまーにショベルカーが崖を切り崩してるのを見ますね。

    ただ、完成は相当先なんでしょうね…😭

    • かとうさん、コメントありがとうございます!
      そのように言っていただけると嬉しいです。

      おお、あの辺りでは工事が進んでいるんですね!
      環2を挟んで台座だけが象徴的に鎮座しているまま時が過ぎているので、工事の前進に期待したいです。
      とは言え、やはり最低でも2030年くらいまでは時間がかかりそうですよね。。。

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