※2024年4月5日最終更新
ヨコハマの街・再開発ブログをご覧いただきありがとうございます。
2023年4月時点のリビオタワー羽沢横浜国大の進捗状況や周辺の開発状況をレポートしたいと思います。
前回の現地レポートは2023年2月だったので、約2か月でどの程度変わっているのかお楽しみに!
また、2023年4月15日(土)に開催されたHAZAWA VALLEY FES 2023に行ってきたので、イベントの様子も記事後半でお伝えしたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
リビオタワー羽沢横浜国大に羽が生えた?
2023年4月時点でリビオタワー羽沢横浜国大がどうなっているのか見ていきたいと思います。
なお、撮影した位置もわかるように、赤色の矢印でガイドしています!
①クリエイト側から撮影した写真です。
ついに最上階である23階部分まで到達しました!
2022年10月時点では8~9階部分、2022年12月時点で16階部分だったので、かなりのスピードで建設が進んでいますね。
周辺に高い建物がないため、どの方角から見ても存在感があり、まさに街のシンボルになりそうです。
これまで羽沢横浜国大駅とクリエイトの間を行き来できる細い仮設通路が設けられていたのですが、2023年4月11日で閉鎖されてしまいました。
駅前広場を整備するためと言うことで、いよいよリビオタワー羽沢横浜国大の工事も佳境に入ってきたことを実感します。
閉鎖期間は2024年1月下旬まで続くようなので、しばらくはクリエイトに行きづらい期間が続きますね。
②JR貨物線側から斜め方向に撮影した写真です。
この角度から見ると、商業施設部分と住居部分の境目が分かりやすいですね。
4階部分までは商業施設、5階以降が住居部分(=リビオタワー羽沢横浜国大)となります。
③JR貨物線側から斜め方向に撮影した写真です。
リビオタワー羽沢横浜国大のエントランス側となります。
エントランス部分の建設が着工されておらず、以前の現地レポートから進捗がありませんでした。
完成イメージを見ると1~3階が少し出っ張っているのですが、先ほどの写真はこの出っ張りがありませんね。
同じ角度から拡大して撮影してみると、ベージュのタイルがところどころ施工されていました。
商業施設部分はほぼ全てこのタイルが施工されると思うのですが、思ったより明るい色味でどんな仕上がりになるのか楽しみです。
④JR貨物線の高架橋から遠巻きにリビオタワー羽沢横浜国大を撮影した写真です。
この位置からは、2021年10月より毎回定点観測を行っています。
第1回から約1年半が経ちましたが、こうやって同じ位置から定点観測すると、工事の進捗状況がよくわかりますね!
特にここ数カ月の変化が顕著で、街が大きく変わっていく様子をこうやって記録に収められるのが嬉しいです。
2023年2月に撮影した写真と大きな違いがないように見えますが、頂上部分を拡大してみると・・・
なにやら角度がついていて、真っ平という訳ではなさそうです。
リビオタワー羽沢横浜国大の完成イメージを見てみると、何やら尖っていて出っ張ったものがありますね。
リビオタワー羽沢横浜国大の公式HPには、「屋上部分には『羽沢』の地名にちなんだ羽型のフィンを設け」との記載がありました。
あの角度がついたものは羽型のフィンでした!
夜間にはライトアップされるとのことで、存在感が出てかっこいい仕上がりになりそうですね。
保土ケ谷区常盤台エリアで大規模分譲地が開発中!
羽沢横浜国大駅の南側に広がる保土ケ谷区常盤台エリアで大規模分譲地が開発中です。
具体的な場所は明言しませんが、羽沢横浜国大駅から徒歩10分前後の好立地です。
羽沢横浜国大駅からは高低差があるものの、分譲地内は平坦となっています。
写真からは伝わりにくいかもしれませんが、まとまった規模の土地で開放感がとてもありました。
現地に掲示されていた『開発事業のお知らせ』を見ると、開発事業全体ではなく一部分のみの事業計画が載っていました。
これだけ見ると小規模のように見えますが、実際は20戸以上は確実に建設されるであろう大規模分譲地です。
1年後には全く違う景色になっていると思いますし、戸建て住宅の建設が全て完了したら綺麗な街並みになるのでしょうね。
ちなみに、この大規模分譲地は約1年2カ月前の現地レポート記事でもお伝えしていました。
その際は”駐車場用地”との立て看板が設置されていたのですが、急な方針転換なのか、今回訪れたときには宅地造成が行われていました。
当時の様子をご覧になりたい方は、2022年2月の現地レポート記事をご覧ください!
※こちらの大規模分譲地の情報は、当ブログの読者から情報提供いただいたものです。ありがとうございました!
新築未入居のアーウィン羽沢に変化なし
羽沢横浜国大駅から新横浜方面に徒歩7分程度の立地に、2021年10月竣工の賃貸マンション「アーウィン羽沢」があります。
このアーウィン羽沢、竣工から一年以上経っても入居者が一人もいないとみられています。
今回訪問した時も、エントランスにカラーコーンが設置してありました。
また、アーウィン羽沢の1階部分では商業系のテナントを募集していたのですが、シャッターが閉まったままとなっています。
相鉄東急直通線も開業したことですし、そろそろ動きがあっても良いと思うのですが、未入居のまま早1年半が経とうとしています。
何か情報をご存じの方がいましたら、ぜひコメント欄にお寄せいただけると嬉しいです。
相鉄東急直通線のトンネル工事用地は?
先ほど紹介したアーウィン羽沢を通り過ぎた先では、広大な敷地を使って相鉄東急直通線のトンネル工事が行われていました。
そのトンネル工事は2014年から継続して行われていたのですが、ついに2022年12月6日に完了しました。
何度か延期があり、ようやく今回終わったという形ですね。
今回現地を訪れてみると、トンネル工事が行われていたとは思えないほど綺麗に整地されていました。
敷地自体は横長の形をしていますが、かなりの広さがありました。
2023年2月の訪問時から全く変化がありませんでしたが、今後何かしら開発は行われるのではないでしょうか。
今後の動向も引き続き注視していきたいと思います。
なお、このトンネル工事用地について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
▼羽沢横浜国大駅周辺でスーパーができる可能性のある土地を発見【2021年9月】
AGC中央研究所の解体工事がついに終了
羽沢横浜国大駅の北西方向にAGC中央研究所がありましたが、2021年6月に閉鎖してしまいました。
このAGC中央研究所の跡地では解体工事が進められており、2022年12月28日に完了するスケジュールだったのですが、2023年2月4日に現地を訪問した際には、まだ解体工事が続けられていました。
そこから約2か月が経ち、今回改めてAGC中央研究所の跡地を訪問してみました。
2023年4月15日時点では、AGC中央研究所の存在が跡形もなくなっていました。
解体工事が全て完了したのだと思います。
正門前に掲げられていた工事の看板も全て撤去されており、殺風景な様子となっていました。
解体工事が完了したとなると、この広大な敷地が今後どのように活用されるのか気になりますよね。
現時点ではAGCからリリース等は出ていませんが、地域住民の口コミでは商業施設を建設する計画があるという情報が入っていますが、実際はどうなるのでしょうか。
詳しく知りたい方は、こちらの記事及びコメント欄をご覧ください。
HAZAWA VALLEY FES2023のイベントレポート!
2023年4月15日(土)、羽沢横浜国大駅の駅前広場でHAZAWA VALLEY FES 2023が開催されました!
この記事では、写真とともにイベントの様子をお伝えしていきたいと思います!
当日はあいにくの雨天でしたが、多くの人で会場がにぎわっていました。
羽沢横浜国大駅とクリエイトの間に設置されていた仮設通路あたりが会場となっていました。
たくさんのテントが並んでいて、カラフルな飾りつけも行われているのが見て取れますね。
HAZAWA VALLEY FES 2023では計17ものテントが設置され様々な団体が出店したほか、キッチンカーが3台、そして特設ステージでは地域団体によりパフォーマンスが予定されていました。
ただ、ご覧の通り、パフォーマンスは雨天のためほとんどの団体がキャンセルとなってしまいました。
羽沢横浜国大駅に最も近い場所では相鉄のテントが設置されており、鉄道の部品や限定グッズが販売されていました。
私が現地を訪問した午後には行列がなかったのですが、午前中はグッズを求める長蛇の列ができていたそうです。
8000系車内・社外銘板やそうにゃんのつり革といった希少性の高い鉄道の部品や、
相鉄・東急直通線開業記念A4クリアファイルなどの限定グッズが販売されていたようです。
そのほか、羽沢南町内会が豚汁やお菓子詰め合わせを販売していたり、横浜国立大学が限定ビールを販売していたり、
東急電鉄が輪投げイベントを開催していたりしました。
この輪投げイベントに相鉄の社員さんが参加している様子があり、相鉄と東急が直通したことを改めて実感する機会となりました。
キッチンカーはタコスや無添加スムージー、タコライスの店舗が出店していました。
よく見るキッチンカーとは違い、お洒落で洗練された装いがありました。
HAZAWA VALLEYの地権者でもある寺田倉庫がHAZAWA VALLEY FES 2023にも参画しており、このキッチンカーも寺田倉庫が誘致したのではないでしょうか?(完全な憶測です)
リビオタワー羽沢横浜国大の商業施設部分も寺田倉庫が施設運営者となることが発表されており、ますます商業施設の開業が楽しみになりました。
特設ステージは、小規模ながら音響設備や大型ビジョンが設置されており、ちゃんとしたイベント感が出ていました。
雨天の中ではありますが、15時からの回で上星川小学校の児童がソーラン節を披露していました。
多くの保護者が駆け付け、賑わいのあるステージとなっていました。
羽沢横浜国大駅の駅舎では、オダギリジョーさんと山崎天さんが出演された相鉄・東急直通記念ムービーで一瞬登場した非売品のそうにゃんが展示されていました。
「かなりレアなそうにゃん」と言うことを展示の担当者が仰っており、限定そうにゃんを撮影する方が多くいました。
リビオタワー羽沢横浜国大の工事中と言うこともあり、限られた範囲内での開催ではありましたが、街の賑わいを感じられるイベントでした。
HAZAWA VALLEY FESを年に一度開催することを明言しており、そのためのサポーターも募集しているようです。
来年は街びらきを控えていることから更に盛り上がることは間違いなく、今からHAZAWA VALLEY FES2024が楽しみになってきました。
おわりに
今回も羽沢横浜国大駅周辺で様々な変化を見て取ることができました。
リビオタワー羽沢横浜国大の竣工は2023年11月下旬、引渡し可能時期は2024年2月上旬です。
まだまだ先だと思っていましたが、あと1年足らずで357世帯がハザコクに移り住んでくるのですね。
その頃には商業施設部分にどのようなテナントが入居するか明らかになっているでしょうし、駅前空間がにぎわっていきそうですね。
HAZAWA VALLEY FESはとても賑わっていましたし、主催に法人企業が入っていることから、盤石な体制で今後も継続されると言うことは強みですよね。
ハザコク周辺で新たな開発の動きや変化などありましたら、是非コメント欄にお寄せいただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (12件)
昨日は雨の中調査お疲れ様でした!
昨日のHAZAWA VALLEY FESはあいにくの雨でしたが、それでも地元の方以外もたくさん来ていたようですし、
いよいよ街が出来上がるんだなになるんだなと実感が湧いてきました!
まだ限られたスペースであれだけおしゃれなキッチンカーや店舗が出てるのはワクワクしましたし、一地域イベントに日鉄興和不動産、三菱地所レジデンスなどの大きなディベロッパーや寺田倉庫がついてくれてると思うと、今後の発展に超期待してしまいます笑
ちなみにサポーター募集先日登録してしまいました笑
常盤台の大型分譲も行く末楽しみですね!
次回の更新も楽しみにしております!
くらっしーさん、コメントありがとうございます。
あの賑わいっぷりは間違いなくハザコク民以外も広く参加していますし、街の認知度向上にも寄与しそうなイベントになりましたね!
HAZAWA VALLEYの運営に名だたる企業が参画しているというのは、今後の動向がますます楽しみになる大きな要因ですよね。
来年の街びらきは今年よりも大規模に行われるでしょうし、期待値が上がります!
サポーター募集に応募されたのですね!
法人企業からの一方的な街づくりではなく、地域住民も参画できる機会が設けられているのは本当に素敵だと思いました。
昨日のフェス、13時過ぎくらいに行ってみました。
あいにくの雨でしたが、そうにゃんのステージが大人気で、遠くからしか見えないくらい人垣が出来ていましたが、ステージが終了した後に、会場内を歩いてくれたので、なんとか写真を撮ることが出来ました。そうにゃん人気は凄いですね。
相鉄のグッズコーナーは大行列で並ぶのを断念。全体的にあの悪天候にしては賑わっていたなという印象でした。
リビオタワーも、住居棟の外観はかなり出来上がってきている感じでした。低層の商業等や、駅前広場が出来上がってくると、更に街の雰囲気が実感出来るようになるのでしょうね。楽しみです。
ぴのーるさん、コメントありがとうございます。
HAZAWA VALLEY FESに行かれていたのですね。
私はそうにゃんのステージに間に合わなかったので、写真撮影ができてとても羨ましいです。
そうにゃんの集客効果は本当にすごい、と相鉄東急直通線の開業日に実感しました。。
リビオタワー羽沢横浜国大の工事も順調みたいですね!
商業施設部分やマンションのエントランス部分が出来上がればだいぶ雰囲気が出てくると思うので、今後の進捗が楽しみです。
すごい雨の日で一日中家の中におり、本イベントを逃してしまいました。最近雨が少なかったのにピンポイントであいにくの天気で残念でしたね。しかし、ひゅうまさんの投稿で様子を知ることが出来ました。
ありがとうございます。
ビルの外観が出来てくると気になるのがテナント!笑
早く内容知りたいです笑
寿司好きさん、コメントありがとうございます。
かなりの強雨で行くかどうか直前まで迷いましたが、元ハザコクマニアとして勝手な使命感のもと行って参りました。笑
イベントレポートを楽しんでもらえて嬉しいです!
テナントの行方、めちゃくちゃ気になります!
一つ気がかりなのは、不動産サイトで半オープンな形でテナント募集が行われていることです……
てっきり寺田倉庫が選りすぐりのテナントを見繕ってくるとばかり思っていたので、どうなるか少し心配です。
雨の中の調査お疲れ様でした。
リビオタワーが着々と完成に近づいているようですね。完成すれば人も増えて駅自体が活性化されると思います。テナントも入るビルですので、土日なんかは周辺道路の渋滞も発生するかもしれませんね。
完成が楽しみです。
AGC跡地へも行かれたとのことで雨の中お疲れ様です。
当方近隣に住んでいるのですが、先日再工事のお知らせがポスティングされてました。
どうやら今月から11月末の予定で汚染土壌掘削工事や基礎の解体工事がスタートされるようです。年始頃からしばらく工事が行われていなく終わったのかなと思っていたのですが、まだまだ続くようですね。この工事が終了すれば、もしかするとその後の方向性などが見えてくるかもしれません。
引き続き調査報告を楽しみにしております。
うまれんこんさん、コメントありがとうございます。
リビオタワー羽沢横浜国大の完成が今から楽しみです。
駅前の道路状況が耐えられるのか、まさに渋滞は少し心配なところですね。。。
AGC跡地に関して、新情報を共有いただきありがとうございます!
ようやく解体工事が終わったと安堵していたのですが、まさか再工事が行われているとは知りませんでした。
しかも2023年11月末までということは、AGC跡地がどのように開発されるのか、今年中には明らかにならなそうですね。。。
今後も何か情報がありましたら共有いただけると嬉しいです!
引き続きよろしくお願いします。
HVF(ハザワバレーフェス)は、あいにくの雨でしたね。。
アーウィン羽沢ですが、謎ですよね。
機会があったら登記簿謄本を見てみます。
いつもブログを楽しみに拝見させて頂いております。ありがとうございます。
ハザコクおじさんさん、コメントありがとうございます。
HVFと略すのは初めて聞きましたが、これから年1開催になるなら定着を狙っていきたいですね!
アーウィン羽沢、登記簿謄本を確認するという手があったとは気付きませんでした。
もし確認された場合は、ぜひ情報共有いただけると嬉しいです!
そのように言っていただけてモチベーションにつながります!いつもありがとうございます。
引き続きよろしくお願いします。
先日環2沿いの駅周辺を散歩がてら見てきました。
普段は進捗具合の早いみなとみらいの建築風景に見慣れてるせいか、ここのタワマンや地上部の進み具合はどうも進展がないような遅さを感じましたね。
駅周りは建築資材やらも少なくなり空き地や更地が増えているようで、今後は何が出来るか気になるところです。
今後は道路を挟んで反対側の田畑や森林部分にもタワマンや商業施設などが開発されれば賑わうでしょうね。
同じ進展の妄想は、ターミナル化した西谷駅や新横浜駅にも当てはまりますが、羽国より既存の住宅が密集してたりで用地取得も難しそうですね。
拓峰さん、コメントありがとうございます。
みなとみらいと比べると、仰るように遅く感じてしまうかもしれないですね。
とは言え、2ヶ月に1度定点観測をしていると毎回目に見える変化があり、ハザコクはハザコクのペースで開発が進んでいるということを実感します。
環状2号線を挟んで反対側は未だ田畑や森林が大半を占めていますよね。
まずは市街化調整区域の見直しが必要になると思うので、横浜市の取り組みに期待したいところです。
西谷駅はなかなか難しそうですが、新横浜駅は篠原口で再開発計画が動き出したのでとても楽しみにしています!