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【現地レポ】川和町駅周辺の再開発事業とは?概要と開発状況を紹介【2022年3月】

羽沢横浜国大と横浜の街・再開発ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、横浜市営地下鉄グリーンライン「川和町駅」周辺で行われている再開発事業についてお送りします。

https://www.mecsumai.com/tph-yokohamakawawacho-garden/redevelopment/

本記事では、川和町駅周辺の再開発事業について概要を整理するとともに、2022年3月初旬に現地を訪問したので開発状況をレポートしたいと思います。

ぜひ最後までご覧ください!

目次

川和町駅とは?

川和町駅は横浜市営地下鉄グリーンラインの駅で、横浜市都筑区に位置しています。

一日平均乗降人数は2020年が6,334人、2019年が8,480人となっており、これはグリーンラインの中で最も少ない人数です。

なお、横浜市営地下鉄グリーンラインは、中山駅(横浜市緑区)から日吉駅(横浜市港北区)までの13.1kmを結ぶ鉄道路線です。

2008年3月に開業した鉄道路線なので、川和町駅はまだまだ歴史が浅いと言えます。

隣駅は、中山駅都筑ふれあいの丘駅です。

川和町駅のすぐ北側には首都高速の横浜北西線が通っており(地下)、また西側には鶴見川が流れています。

航空写真から見て取れるように、川和町駅周辺は農地が多くなっています。

駅前はコンビニ(ヤマザキショップ)ミニスーパー(まいばすけっと)などの小規模店舗がいくつかある程度です。

川和町駅周辺の再開発事業の概要

川和町駅周辺で行われる再開発事業の正式名称は、川和町駅周辺西地区土地区画整理事業です。

施行者は、地権者を中心とした川和町駅周辺西地区土地区画整理組合となっています。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/jokyo/kukakuseiri/kawawa-n/kawawa.htmlをもとに作成

再開発の対象地域となる範囲は、以下の通りです。

一部建物もありますが、基本的には農地もしくは空地だった場所が再開発の対象です。

面積が約7.3haということで、およそ東京ドーム1.5個分の広さですね。

ちなみに羽沢横浜国大駅周辺の再開発事業であるHAZAWA VALLEY約1.6haなので、川和町駅の再開発がいかに広大なのかわかりますね。

再開発以前の用途地域を見てみると、川和町駅周辺は白色になっていることがわかります。

これは市街化調整区域を表しており、川和駅の開業から時間が経っても商業施設等が増えなかった要因とみられます。

地図中の緑色は第一種低層住居専用地域、水色は工業地域、ピンク色は近隣商業地域です。

 

再開発事業の現在までの流れは、次の通りです。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/jokyo/kukakuseiri/kawawa-n/kawawa.files/0018_20211004.pdfをもとに作成

再開発事業は、2014年から本格的に始まったようです。

川和町駅の開業が2008年3月なので、開業から約6年半が経った頃ですね。

市街化調整区域から市街化区域への編入は、2018年3月に行われています。

 

また、2021年6月には川和町SC計画が、2021年7月にはH街区計画がそれぞれ着工しています。

ここで、具体的な開発計画を確認していきましょう。

https://www.mecsumai.com/tph-yokohamakawawacho-garden/redevelopment/

 

川和町SC計画

川和町SC計画は、川和町駅至近の敷地になります(地図中の赤斜線部分)

フジタの商業施設「フォルテ横浜川和町」が開業する計画となっています。

この商業施設には大型スーパーマーケット「ベルク」のほか、専門店がいくつか入居するようです。

https://www.mecsumai.com/tph-yokohamakawawacho-garden/access/

2021年7月に着工しており、2022年8月31日オープンの予定となっています。

どのようなテナントが入居するかについては、下記Webサイトが詳細に取り扱っているようです。

フォルテ横浜川和町2022年夏開業!テナントは?最新情報も!

 

H街区計画

H街区計画は、三菱地所の分譲マンション「ザ・パークハウス横浜川和町ガーデン」となります。

https://www.mecsumai.com/tph-yokohamakawawacho-garden/

川和町駅から徒歩4分の距離で、総戸数は183戸です。

2021年6月に着工しており、2022年12月上旬の竣工予定となっています。

本物件は公式ホームページがあり、マンションブロガーによる解説記事も既にいくつか出ているようです。

https://www.mecsumai.com/tph-yokohamakawawacho-garden/

公式HP:https://www.mecsumai.com/tph-yokohamakawawacho-garden/

マンションマニアさん:
ザ・パークハウス横浜川和町ガーデン 予定価格と間取り 建設地を見てきました!

rinaの東横線マンション:
ザ・パークハウス横浜川和町ガーデンの現地、川和町駅へ!

 

F街区計画

F街区計画は、住戸数149戸のシニア向け分譲マンションとなる計画です。

建築主はフージャースコーポレーションとなっています。

2022年6月に着工する計画で、工事完了予定は2024年6月です。

 

E街区計画

E街区計画はH街区計画と同様、三菱地所の分譲マンションです。

住戸数は164戸で地上10階建てとなる計画です。

着工は2022年7月、工事完了は2023年12月の予定です。

川和町駅周辺の現地レポート

それでは、ここからは現地の写真を交えながら開発状況を見ていきたいと思います。

2022年3月撮影

商業施設「フォルテ横浜川和町」の建設現場です。

すでに2階まで鉄骨が組みあがっていることが見て取れます。

川和町駅からは、歩道橋を経由して直結となるようです。

 

2022年3月撮影

ザ・パークハウス横浜川和町ガーデンの建設現場です。

6階部分まで出来上がっているようでした。

遠くから見ても存在感があるほど、マンションの規模が大きく感じました。

川和町駅周辺に高い建物が少ないことも関係しているかもしれません。

 

2022年3月撮影

川和町駅からザ・パークハウス横浜川和町ガーデンまで歩き、その道を通過した位置から撮影した写真です。

写真右手に見える建物がザ・パークハウス横浜川和町ガーデン、写真左手の建物は横浜市営地下鉄の川和車両基地です。

写真手前の造成現場は、公園予定地ですね。

ベンチや遊具などを設置している様子が見受けられました。

 

2022年3月撮影

写真手前に広がるのはD街区です。

何が建設されるのかまだ明らかになっていません。

写真左手の建物はザ・パークハウス横浜川和町ガーデン、写真右手はそのモデルハウスです。

 

2022年3月撮影

F街区シニア向け分譲マンションの建設予定地です。

写真右手に少し映っている片流れ屋根の連続した建物は浅川製作所の横浜工場です。

川和町駅からD街区、E街区、F街区と再開発エリアが続き、その先は工業団地となっています。

歩いてみると、ガラリと雰囲気が変わるのがわかります。

 

2022年3月撮影

E街区三菱地所の分譲マンションの建設予定地です。

E街区もF街区もかなり広大な敷地だと感じました。

これらの敷地に地上10階の建物がいくつも建ったら、街の雰囲気は大きく変わりそうですね。

 

2022年3月撮影

川和町駅の東側には徒歩1分の距離にヤマザキショップがあります。

営業時間は9:00~21:00となっています。

 

2022年3月撮影

川和町駅から歩道橋で直結するビル1Fには、ミニスーパーのまいばすけっとが入居しています。

こちらの営業時間は7:00~24:00なので使い勝手がよさそうです。

 

2022年3月撮影

まいばすけっとから北側に少し歩くと菜の花畑がありました。

川和町駅の東側に位置しており、駅からは徒歩1~2分でしょうか。

 

2022年3月撮影

先ほどの菜の花畑を通り過ぎた方向から川和町駅に向かって撮影した写真です。

写真左手奥には菜の花畑、写真右手奥には川和町駅が映っています。

このエリアは再開発の対象ではないので、今後もしばらくはこの景色が味わえると思われます。

 

2022年3月撮影

川和町駅の南西方向には鶴見川があります。

川和町駅からは徒歩2~3分程度です。

この辺り一帯が市街化調整区域なので、とてものどかな雰囲気が広がっていました。

おわりに:羽沢横浜国大と比較してみると・・・?

川和町駅周辺の再開発、面白いですね~!

駅周辺がほぼフラットで有効活用できる土地が多いという点が羽沢横浜国大駅とは異なりますよね。

現状で再開発が決まっているのが7.3haでこれでも既に大規模なのですが、まだまだ開発できそうな土地が駅周辺にたくさんあるので、中長期的には人口増加とともに開発の面的広がりが期待できそうだと感じました。

また、グリーンラインの開業から今年で14年ということで、長い道のりをかけて今の再開発があるのかなと想像します。

2008年の駅開業に合わせて再開発が行われなかった背景にはどのような課題があったのか、気になりますね。

 

羽沢横浜国大駅に目を向けると、駅の開業と駅前再開発が一体となって進められている点に川和町駅との相違点があります。

ただ、羽沢横浜国大駅では、駅北側に再開発に指定されていない市街化調整区域があり、そのエリアで今後再開発が行われるかどうかが街力UPに向けた焦点の一つとなっていますよね。

川和町駅ではもともと市街化調整区域だったエリアを市街化区域に編入し、都市計画を策定したという経緯があります。

土地区画整理組合設立準備会の発足から市街化区域への編入までが約4年、その後再開発の着工まで約3年、再開発の完了までは約3年ということで、およそ10年がかりで再開発が進んでいることがわかります。

やはり再開発には時間がかかることは確実で、羽沢横浜国大駅で新たに再開発が行われる場合には最低でも10年程度先を見据える必要があると思われます。

 

また、川和町駅と羽沢横浜国大駅、この2つのエリアの再開発を比較したときに、羽沢横浜国大駅の方が情報量が多いと感じました。

Web上で閲覧できる内容に限られてしまいますが、HAZAWA VALLEYの公式HPやまちづくり検討会の開催など、羽沢横浜国大駅の方が精力的に活動しているのかなと思います。

寺田倉庫などの企業が地権者に加わっていることが要因の一つでしょうか。

 

これまで羽沢横浜国大駅に特化して再開発や街の情報をお届けしてきましたが、周辺地域の再開発をウォッチすることで新たに見えてくるものがあることがわかりました。

今後は、羽沢横浜国大駅に加え、横浜市内や周辺地域の再開発情報も併せて発信していきたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用:

横浜市公式HP「川和町駅周辺西地区土地区画整理組合の設立を認可」

横浜市公式HP「土地区画整理事業の都市計画が決定されました」

横浜市公式HP「川和町周辺西地区」

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このブログを運営している人

横浜市在住歴10年弱。街の変化を眺めるのが好きです。羽沢横浜国大を中心に、横浜市内の再開発や商業施設などを発信するブログを運営しています。

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