※2022年9月時点の情報となります。ご了承ください。
ヨコハマの街・再開発ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、2019年2月に閉店したダイエー横浜西口店の跡地で進められているイオンモールと賃貸住宅の開発事業について見ていきたいと思います!
約7,000㎡のまとまった敷地にイオンモールと計250戸の賃貸住宅が建設されていると言うのですが、現在の様子はどうなっているのでしょうか?
横浜駅西口の変化に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください!
↓イオン天王町SCの概要とは?出店テナントを一覧化!【2022年10月18日グランドオープン予定】
イオンモール横浜西口の立地は?
イオンモール横浜西口の住所は、横浜市西区南幸2-16-1です(地図中の赤丸部分)。
横浜駅西口のファッションビル「横浜ビブレ」とは通路を挟んだ向かい側になりますね。
雑居ビルが多く立ち並んでいるエリアですね。
この写真は横浜駅みなみ西口(相鉄口)です。
ここからイオンモール横浜西口の建設地までは徒歩3~4分程度でしょうか。
横浜駅みなみ西口を出て、いつも混雑している歩道を直進するとイオンモール横浜西口の建設地にアクセスすることができます。
ABCマートが大声で呼び込みしている道と言えばイメージがつく方も多いでしょうか。
写真右手に映るクリーム色の建物が横浜ビブレです。
広場が整備されているので、この辺りは抜け感がありますね。
この道もそのまま直進します。
先ほどの道を直進すると、右手にドン・キホーテが見えてきます。
このドンキの先にあるのがイオンモール横浜西口の建設地です。
イオンモール横浜西口の建設地に着きました。
横浜駅からはほぼ直進でアクセスでき、歩道も整備されていますが、ごちゃごちゃしたエリアなので土日だと徒歩5~6分はかかりそうです。
空いていれば徒歩3~4分といった距離感でしょうか。
イオンモール横浜西口の概要を整理
この開発は、イオンモール横浜西口と約250戸の賃貸住宅からなる複合事業で、権田金属工業株式会社と独立行政法人都市再生機構(UR)が共同の事業主となっています。
2019年2月に閉店したダイエー横浜西口店は、実は権田金属工業から建物を借りる形で営業しており、2023年秋に開業予定となっているイオンモール横浜西口も同様に、建物自体は権田金属工業が所有する形となっています。
開発事業の名称は、(仮称)南幸地区共同建替事業となっていますね。
イオンモール横浜西口と賃貸住宅の建物配置はこのようになっています。
この配置図の右側が横浜ビブレ、上側がハマボールイアスという位置関係です。
横浜ビブレ側にイオンモール横浜西口が、その反対側に賃貸住宅が建設される計画です。
イオンモール横浜西口と横浜ビブレは、道路を挟んで向かい合う位置になることが見て取れます。
それでは、イオンモール横浜西口と賃貸住宅、それぞれの開発概要を見ていきましょう!
イオンモール横浜西口は地上10階、地下1階の構造で、延床面積が約35,000㎡になる計画です。
2022年10月18日にグランドオープン予定のイオン天王町ショッピングセンターは売場面積が約20,000㎡なので、イオンモール横浜西口の方が大規模になりそうです。
開店日は2023年秋の予定となっています。
現時点では、テナント数や具体的な小売店舗などの情報は公表されていませんでした。
賃貸住宅は地上22階、地下1階で延床面積が約20,000㎡です。
総戸数は約250戸で、全てが賃貸住宅になる計画です。
こちらは2025年1月の竣工予定と言うことで、イオンモール横浜西口よりも1年半ほど遅れる見通しです。
現地レポート【2022年9月】
今回、イオンモール横浜西口と賃貸住宅の建設地を訪問してきたので、ここからは現地の状況を見ていきたいと思います。
撮影日は2022年9月6日です。
イオンモール横浜西口の開業まであと1年となった現在、どこまで建設が進んでいるのか是非ご覧ください!
①
横浜駅西口からアクセスする際に最も近い位置ですね。
メインエントランスが設けられるのもこの場所とみられます。
https://www.aeonmall.com/mall/detail/253
この完成イメージと同じ角度から撮影したので、完成後の様子を想像しやすいのではないでしょうか。
②
イオンモール横浜西口のちょうど中央の位置から撮影しました。
地下部分の工事がいったん終わり、現在は地上部分の整備が行われているようでした。
この写真を見ると、敷地面積の広大さがわかりますよね!
また、周辺は中小規模の雑居ビルに囲まれているのも見て取れます。
③
ハマボールイアス側から撮影した写真です。
両側を雑居ビルに囲まれており、完成後は通路になる計画です。
現在は工事車両の主要な出入り口として利用されていました。
④
横浜ビブレ側から撮影した写真です。
鉄筋が組まれているのが見て取れます。
また右側の雑居ビルとは、かなり近い距離で隣接する位置関係になるとみられます。
⑤
横浜ビブレの2階から撮影しました。
周辺は中層階の雑居ビルが立ち並んでいますね。
そこに高さ22階の賃貸住宅が建設されるというのは、なかなか目立ちそうですよね。
おわりに:開業まであと1年になりました
イオンモール横浜西口の建設地からほど近い保土ケ谷区天王町ではイオン天王町ショッピングセンターが建設されており、2022年10月18日にグランドオープンを予定しています。
同じ横浜市内に2年連続でイオンの商業施設ができるというのは珍しいですよね。
天王町はショッピングセンターという名称、横浜駅西口はイオンモールという名称で、それぞれ運営主体も前者はイオンリテール株式会社、後者はイオンモール株式会社と異なっています。
一体どのような店舗構成になるのか今から楽しみですね!
現状ではほぼ情報が出ていない状況ですが、今後新たな情報が手に入り次第、本ブログで紹介していきたいと思います。
ぜひ今後もご愛読いただけると嬉しいです!
本記事の感想や質問などコメント欄にて受け付けております。
お気づきの点がございましたらぜひよろしくお願いします!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
参考文献:
「(仮称)イオンモール横浜西口」建築工事着工について【イオンモール公式HP】
横浜南幸地区共同建替事業の起工式を行いました。【権田金属工業公式HP】
↓イオン天王町SCの概要とは?出店テナントを一覧化!【2022年10月18日グランドオープン予定】
コメント
コメント一覧 (4件)
更新お疲れ様です!
毎度丁寧な読みやすいレポートありがとうございます!
ここずーっと工事しててなかなか地上に出てこないなぁと思っていましたがまだこの状態なんですね。
学生時代よくここの本屋だったり楽器屋さんに通っていたので感慨深いです。。。
西口は雑多な雰囲気(それはそれで好きですが…)があるので多少でもおしゃれな空間に変わったら嬉しいですねー!
話しは変わりますが再開発好きとしては最近関内の変貌にとても関心を持っております……
羽沢は変化は少ないですが、ニョキニョキとリビオが伸びてきて8階が完成しそうなところと思います!
かとうさん、コメントありがとうございます。
もう少し形になっているのかな~と思い現地を散策したのですが、まだまだ基礎工事の段階でした・・・
私も地域最大級(?)のあおい書店には幾度となくお世話になった思い出があります!
まさに西口は少しディープな印象がありますが、イオンモール横浜西口の開業で雰囲気が変わりそうですよね!
関内でも再開発が行われているとは知りませんでした!
横浜市庁舎の跡地などでしょうか・・・?調べてみます!
リビオタワー、もう8階部分まで到達したのですね。
商業施設部分が終わってから建設のスピードが加速しましたね~!
こんばんわ、いつも楽しく拝見させて頂いております。プチ情報ですが、イオンラウンジのありなしについて問い合わせてみました。天王町の方は残念ながらナシ、横浜西口の方はまだ未定?!との回答です。コロナ禍で全国のイオンラウンジは未だ閉鎖されたままですが、来年には再開されるのか、、せめて横浜西口の方には設置してもらえるといいですね:)
TANUPIさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
イオンラウンジというものを知らず、TANUPIさんのコメントを見てから調べました(汗)
イオンモール横浜西口では、設置の有無は現状未定なのですね。
天王町よりも規模が大きく、イオンモールということもありラウンジ設置に期待がもてますね~!
情報提供ありがとうございました!引き続きよろしくお願いします。