※2024年7月16日最終更新
ヨコハマの街・再開発ブログをご覧いただきありがとうございます。
横浜市泉区のゆめが丘駅/下飯田駅周辺の再開発事業の定点観測記事をお送りします。
ゆめが丘駅/下飯田駅周辺では、2024年夏を目途に商業施設「ゆめが丘ソラトス」の開発や賃貸/分譲マンションの建設など、大規模な再開発事業が行われています!
是非続きもご覧ください。
▼最新の記事はこちら(2024年7月15日更新)
再開発事業の全体像を整理
ゆめが丘駅/下飯田駅周辺で行われている再開発事業の正式名称は、泉ゆめが丘地区土地区画整理事業です。
施行面積は約23.9haということで、およそ東京ドーム5個分の広さです!
再開発の対象範囲は以下の通りです。
商業施設「ゆめが丘ソラトス」や分譲マンション、賃貸マンションなどが建設される計画となっています!
また、公園やバスロータリー、新設道路なども整備される予定です。
ゆめが丘ソラトスのテナントは?
2024年5月21日、相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントはゆめが丘ソラトスの開業日が2024年7月25日(木)となること、そして全129店舗のテナントラインナップを公表しました。
プレスリリースでは、外観や内装など様々なイメージ画像を公開しています。
https://www.sotetsu.co.jp/pressrelease/realestate/r24-83/
https://www.sotetsu.co.jp/pressrelease/realestate/r24-83/
ゆめが丘ソラトスはゆめが丘駅直結の中心的施設「ゆめが丘ソラトス1」、ヤマダデンキと駐車場からなる「ゆめが丘ソラトス2」、高架下空間の「ゆめが丘ソラトス3」で構成されるようです。
駐車場は約1,600台分が確保され、環状4号線沿いに7階建ての立体駐車場、ゆめが丘駅の南西側に3階建ての立体駐車場が設置される予定です。
ゆめが丘ソラトスの営業時間は、現地の案内を見るとショップが10時~21時、レストラン(飲食店)とフードコートは11時~21時となるようです。
ゆめが丘ソラトス1の屋上には約3,000㎡の広場「そうにゃんぱーく そらの広場にゃん」がオープンする計画です。
相模鉄道キャラクター「そうにゃん」がモチーフの遊具が用意されるとのこと。
ゆめが丘ソラトスの公式HPには「入場料は無料で、子どもたちが楽しくのびのびと遊べる、そして子育て世代が交流できる場所をご提供します。」との記載がありました。
https://www.sotetsu.co.jp/pressrelease/realestate/r24-83
テナントは、関東初出店11店舗および横浜市初出店20店舗を含む129店舗がオープンします!
10スクリーンのシネコン「109シネマズ」を始め、ユニクロ、無印良品、スターバックスコーヒー、タリーズ、などの有名チェーン店から、Gout Gout YUMEGAOKA(パン屋)、YUMEGAOKA SUNDAY BREWING(クラフトビール醸造所)などの横浜初の店舗まで多種多様なテナントが揃いました。
なお、コストコは入居テナントのラインナップにありませんでした。。
https://www.sotetsu.co.jp/pressrelease/realestate/r24-83/
こちらにフロアガイドを掲載しますので、興味のある方はぜひ見てみて下さい。
<ゆめが丘ソラトスのフロアガイド>
駐車場情報(全6か所)
ゆめが丘ソラトスの駐車場は立体駐車場が2つ、平面駐車場が4つ(うち1つは臨時駐車場)の計6つが設けられています。
営業時間はいずれの駐車場も24時間営業で、駐車料金は30分250円です。
とはいえ、ゆめが丘ソラトスを利用したり相鉄ポイントを所持したりすることで、駐車料金サービスが受けられます。
駐車料金サービスは併用でき、最大で5時間が無料になるようです。
①立体駐車場1
環状4号線から1本中に入った場所に立体駐車場1があります。
全6つの駐車場の中で最も駐車台数が多く、またゆめが丘ソラトス1とは連絡通路で行き来することができます。
立体駐車場1の正面(環状4号線沿い)には立体駐車場1と立体駐車場2の空き状況を知らせる看板があるので、こちらを確認するのが良さそうです。
なお、公式HPでも駐車場の空き状況が確認できるようになるようです。
②立体駐車場2
立体駐車場2はヤマダデンキの上部、2階と屋上にあります。
メインのゆめが丘ソラトス1とは2階の連絡通路でつながっているので、こちらの駐車場も使い勝手が良さそうです。
全6つの駐車場の中で2番目に駐車台数が充実しています。
③下飯田駅側駐車場
長らく更地となっていた下飯田駅前の空間は平面駐車場として整備されました。
50台ほど停められるでしょうか。
雨には濡れてしまいますが、ゆめが丘ソラトス1もゆめが丘ソラトス2もほど近い距離にあります。
④平面駐車場1
環状4号線を挟んで反対側に設置されています。
こちらは100台以上停められそうな広々とした空間となっています。
⑤平面駐車場2
平面駐車場2は砂利敷きで、広さも平面駐車場1の半分ほどでした。
ゆめが丘ソラトスまでは少々距離があるので、立体駐車場が空いてなかったときに利用するのが良さそうです。
バイク・自転車駐輪場
ゆめが丘ソラトス1の外周にバイクや自転車の駐輪場が設けられています。
いずれも入庫から3時間無料となっているので、かなり良心的ですね。
ゆめが丘駅/下飯田駅周辺の現地レポート(2024年1月)
ここからは、現地の写真を交えながら再開発の状況をレポートしていきたいと思います。
撮影場所をそれぞれ地図で示しながら紹介するので、ぜひ現地に行った感覚でお楽しみください!
①
ゆめが丘駅の高架付近から撮影した写真です。
こちらは、写真と同じ角度の完成イメージ画像です。
外観はほぼ完成イメージと同一になってきましたね~!
ゆめが丘駅とゆめが丘ソラトスの間にはテラス席や植栽が設けられるようなので、完成が近づくとまた雰囲気が大きく変わりそうです。
②
下飯田駅側からゆめが丘駅方向に撮影した写真です。
ゆめが丘駅がすっかり見えなくなってしまっていますね。
完成イメージと似た角度で撮影してみました。
階段とエスカレーターが印象的ですが、まだまだ存在感は薄いようですね。
最上階部分には大きな屋根も設置されるようなので、今後の進捗も楽しみです。
また、道路を挟んで2つの建物を結ぶ高架橋は、完成イメージだと屋根がない仕様でしょうか。
高架橋の奥には相鉄線や富士山も映っており、景色も楽しめそうですね~。
③
下飯田駅前から撮影しました。
奥側にはゆめが丘ソラトスが広がっていますが、下飯田駅の目の前はまだ空き地でしたた。
2か月前の2023年11月に訪問した際は雑草が生い茂っていたのですが、2024年1月には綺麗に刈り取られていました。
いよいよこのエリアも開発が始まるのでしょうか。
完成イメージ画像を見ると、下飯田駅前のエリアは中層マンションになる計画です。(赤丸部分)
ゆめが丘駅にも下飯田駅にもアクセスしやすいですし、何よりゆめが丘ソラトスが目の前という好立地です。
分譲マンションとして供給されるのか、賃貸マンションになるのか分かりませんが、今後の開発が楽しみですね。
④
ゆめが丘駅の東側で行われている建設工事を撮影した写真です。
ゆめが丘総合病院(仮称)と、ゆめが丘総合病院健診プラザが建設されています。
2か月前の2023年11月時点では仮囲いがされた状態だったので、ようやく外観がお披露目になりました!
ゆめが丘総合病院は、泉区新橋町の湘南泉病院(医療法人社団鵬友会)が移転・拡大する形で2024年4月1日に開業する予定となっています。
延床面積は約9,400㎡で、病床数156床の計画です。
ゆめが丘総合病院健診プラザは、1階に医療法人社団鵬友会の事務所と調剤薬局、そしてクリニックが設けられ、2階はクリニックが計3テナント、3階は健診センターが設置される計画となっています(出典:医療総合コンサルティング)。
医療法人社団 鵬友会の公式HPでは、ゆめが丘総合病院の特設ページを設けています。
興味のある方は、特設ページにアクセスしてみてはいかがでしょうか。
⑤
ゆめが丘駅の東側から撮影した写真です。
完成イメージ画像をみると、この辺りもゆめが丘ソラトスの一部となりそうです。
こちらの工事は他のエリアに比べると進捗が少し遅いようですね。
このまま鉄骨がむき出しの状態ではないと思うのですが、外観の完成イメージが出ていないのでどのような仕上がりになるか気になりますね。
⑥
ゆめが丘駅の高架下空間の様子です。
何やらコンビニほどの大きさの建物が建設され、仮囲いもなくなっていました。
近づいて撮影してみましたが、建物内部はまだ工事が始まっていないようでした。
2023年4月18日、相鉄はゆめが丘駅のリニューアル工事に着手していることを公表しました。
工事期間は2023年1月~2024年夏で、ゆめが丘大規模集客施設のオープンに間に合わせるようです。
リニューアル工事の主な内容は、新改札口の設置やトイレの全面改修などです。
駅舎の雰囲気も大きく変わるようで、外壁には相鉄グループが統一コンセプトとしているレンガを採用するようです。
再開発事業で新たにオープンする大規模集客施設と雨に濡れずに行き来できる導線が設けられる計画です。
完成イメージにあった屋根が既に設置されていました。
駅の新改札を出て目の前がゆめが丘ソラトス、しかも屋根付きで雨に濡れずアクセスできるというのはかなりポイントが高いですね~!
⑦
下飯田駅の南側エリアを撮影しました。
これまで更地だったエリアですが、何やら工事が始まっていました。
建築看板を見ると、大和ハウス工業が設計施工するマンションが建設されているようです。
総戸数は31戸と小規模ですが、店舗も併設されるようです。
完了予定日は2024年8月30日となっており、入居者は入居開始当日からゆめが丘ソラトスを満喫できそうですね。
おわりに
2024年1月時点のゆめが丘駅/下飯田駅周辺の再開発事業を見てきました。
ゆめが丘ソラトスは2024年夏の開業と発表されているので、早ければあと半年弱で開業となります。
外観がある程度出来上がってきて街の雰囲気が一変しましたが、今後工事が進むことで更に印象が変わりそうですね。
次回の定点観測記事は2024年3月にお送りする予定です。
引き続き当ブログをご覧になっていただけると嬉しいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
※ゆめが丘駅/下飯田駅周辺の再開発事業については、2022年3月以降、2024年7月時点で計10記事をお送りしています。
コメント
コメント一覧 (2件)
ソラトスも現地レポートやられてたんですね!
気づかず失礼しました笑
かなり出来上がって来てますね!
人をたくさん呼べる施設がゆめが丘に誕生とはまだ信じられない気持ちもありますが、期待大ですね\(^o^)/
羽沢バレーにも期待笑
くらっしーさん、コメントありがとうございます。
ハザコク現地レポートに続き、ゆめが丘も昨年から定点観測しておりました!
これまでのゆめが丘エリアをご存じの方からすると、にわかに信じられない変化ですよね。
建物の規模も大きく、テナント数も140近いということで、開業したら賑やかな街に一変しそうです!
HAZAWA VALLEYもテナントの詳細情報や第三者所有地の動向など、まだまだ気になる点がいくつもあるので、今後の動きに注目ですね。