羽沢横浜国大駅周辺の路線バス網の現状と今後の方向性を探る【2022年2月】

羽沢横浜国大全般

羽沢横浜国大ブログをご覧いただきありがとうございます。

先日、ブログにこのようなコメントを頂戴しました。

当ブログ『相鉄東急直通線の開業が2023年3月に決定!羽沢横浜国大駅の利便性は?』(2022年1月24日)

 

鉄道交通に関しては2023年3月に相鉄東急直通線が開業することが発表され、道路交通については現在幹線道路である羽沢池辺線の工事が進められています。

今回は、羽沢横浜国大駅周辺の路線バス網について、現状の運行状況と今後の方向性をみていきたいと思います!

 

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2022年2月現在の路線バスの運行状況は?

現在、羽沢横浜国大駅周辺には『羽沢横浜国大駅前』というバス停があります。

2019年11月の羽沢横浜国大駅の開業に伴ってバス停の名前が変更されており、それ以前は『羽沢貨物駅』という名称でした。

西谷方面に向かうバス停は改札を出てすぐのところにありますが、新横浜方面のバス停は歩道橋を渡る必要があります。

 

路線バスの運行会社は神奈川中央交通の1社のみで、路線は121系統と131系統の2つです。

 

121系統のバスルートは以下の通り。

https://www.kanachu.co.jp/dia/route/index/cid:0000802228/

新横浜駅前と保土ヶ谷駅西口を結ぶ路線で、ほぼ中間地点に羽沢横浜国大駅前がありますね。

新横浜駅前を出発して保土ヶ谷駅西口に到着するバスと、その逆で保土ヶ谷駅西口を出発して新横浜駅前に到着するバスのそれぞれがあります。

 

また、131系統は新横浜駅前から川島住宅に向かう路線です。

この路線は、新横浜駅前を出発するバスのみですね(川島住宅から出発する路線はなし)。

https://www.kanachu.co.jp/dia/route/print01/cid:0000802569/dts:1643392800/

 

西谷方面の121系統と131系統の時刻表です。

https://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable/cs:0000802228-12/nid:00129779/rt:0/k:%E7%BE%BD%E6%B2%A2%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E9%A7%85%E3%80%94%E6%97%A7%EF%BC%9A%E7%BE%BD%E6%B2%A2%E8%B2%A8%E7%89%A9%E9%A7%85%E3%80%95

およそ1時間に1~2本の路線で、決して本数が多いとは言えませんね。

川島住宅行きの131系統は、平日22時台の1本のみです。

 

逆に、新横浜方面の121系統の時刻表はこちらになります。

https://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable/cs:0000802236-20/nid:00129779/rt:0/k:%E7%BE%BD%E6%B2%A2%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E9%A7%85%E3%80%94%E6%97%A7%EF%BC%9A%E7%BE%BD%E6%B2%A2%E8%B2%A8%E7%89%A9%E9%A7%85%E3%80%95

こちらも同様で1時間に1~2本です。

始発は7時台、終着は22時台となっていますね。

 

『羽沢横浜国大駅前』現状のバス便まとめ

現状は新横浜駅前~保土ヶ谷駅西口を結ぶバスのみが運行していました。

羽沢横浜国大周辺の北側エリアとなる東川島町上菅田町方面、南側/南西側となる羽沢南常盤台エリアから羽沢横浜国大駅に向かうバスはありませんでした。

また、運行本数は1時間に1~2本程度で決して充実しているとは言えません。

 

今後のバス便はどうなる?

2023年3月開業予定の相鉄東急直通線により、羽沢横浜国大駅の鉄道利便性がさらに向上することが決定した今、バス便の充実はどのように図られているのでしょうか。

横浜市の都市計画マスタープランの神奈川区版となる「神奈川区まちづくりプラン」を見ていきたいと思います。

 

神奈川区まちづくりプランは、2018年3月15日に改定されたものが最新版となっています。

今から約4年前ですが、この時には既に羽沢横浜国大駅の開業が決定していたはず。

どのような構想が掲げられているのか見ていきます。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kanagawa/kurashi/machizukuri_kankyo/machizukuri/plan.files/0019_20190318.pdf

 

2つ目の段落に「丘陵部では、地域と羽沢駅(仮称)や片倉町駅など周辺の各駅を結ぶ路線の充実に向けた検討を進める」とあります。

また、その続きには「区役所などの公共施設が多く立地する東神奈川駅周辺への交通アクセスの改善を進めます」とも記載されています。

 

神奈川区のまちづくりプランでは、羽沢横浜国大駅に対する言及がありましたね。

”羽沢横浜国大駅・片倉町駅間”や、””羽沢横浜国大駅・東神奈川駅間”のバス路線を新設する動きがみられそうです。

 

駅間の位置関係を見ていきます。

羽沢横浜国大駅と片倉町駅は、車で10分弱の距離です。

片倉町周辺の住民が羽沢横浜国大駅を使うには、現状は公共交通機関がないため徒歩や自家用車の利用が必要となっています。

今後羽沢横浜国大駅に複合商業施設の開業が予定される中、片倉町周辺は主要なユーザー層の一つになりそうです。

 

続いて、羽沢横浜国大駅と東神奈川駅は車で20分弱の距離です。

思ったより近い印象です。

ルート上には国道1号線沿いに横浜市営地下鉄の三ッ沢上町駅/三ツ沢下町駅、そして東急東横線の反町駅があるので、この2駅を結ぶ路線は結構効果的だと思います。

ただ、国道1号線上は既存のバス路線がすでに多いですが・・・

 

次に、横浜市の取り組みについて見ていきます。

横浜市の市民局が実施している”市民の声”というコーナーでは、市民からの提案や市長陳情などについて回答内容を公表しています。

そこに羽沢横浜国大駅周辺のバス便について投稿がありました。

とても具体的な質問内容となっていました。

ここで語られている44系統は横浜市営バスが運行する路線で、横浜駅西口羽沢団地前を結んでいます。

路線の途中には、羽沢横浜国大駅にほど近い”三枚町”や”天屋”といったバス停があることから、投稿者としてはルートを少し変更して羽沢横浜国大駅を通るようにすれば利便性が高まるということを述べていると推察されます。

 

この投稿に対する横浜市の回答は次の通りです。 

「バス交通は、各事業者がそれぞれの運行エリアに責任を持つ」との記載があり、「羽沢横浜国大エリアは、これまで神奈川中央交通(株)が責任をもって運行しているエリア」とあります。

そのため、横浜市営バスが運行する44系統が羽沢横浜国大駅に停車するといった計画はないということでした。

 

この回答内容に対し、私は2つの疑問を持ちました。

1つ目は、バス交通に対し横浜市が関与することはないと読み取れる文言です。

神奈川区まちづくりプランでは、羽沢横浜国大駅周辺の路線バスについて改善する必要があるとまで言及していましたが、これはあくまで横浜市としての中長期的な構想(こうなったらいいなあ)と言った程度でしょうか。

事業者への働きかけなどを横浜市が行わないのであれば、まちづくりプランは絵に描いた餅で終わってしまうような気がしました。

 

2つ目は、バス会社で担当エリアが決まっているという点です。

羽沢横浜国大エリアは神奈中の担当ということで、文面を見る限り、不可侵領域のようなものが設定されているのか?と疑問に思いました。

つまり、羽沢横浜国大エリアは神奈中の縄張りだから横浜市営バスは参入できないエリアなのでしょうか?

44系統に対する提案は真っ当で赤字路線の改善といった視点も含まれているため、実現可能性が高いと感じましたが、なかなか難しいのでしょうか。

 

さらに動向を探ろうと神奈中や相鉄バス、横浜市営交通のHPなどを確認しましたが、羽沢横浜国大駅周辺に関する路線バスの新設等の記載はありませんでした。

神奈川区のまちづくりプランに大きな進捗はなく、神奈中などバス事業者の動向も見つからず・・・

羽沢横浜国大駅周辺のバス路線については具体的な今後の見通しが見出せませんでした。

 

おわりに:本格的に動き出すとしたら2023年度以降か

神奈中などバス運行事業者としては、現状の羽沢横浜国大駅に対し、新たに路線バスを整備するほどではないとみているかもしれません。

現に羽沢横浜国大駅の利用者は、ゆめが丘駅に次いで少ないと言われています。

今後、バス運行事業者が本腰を入れて新たな路線の整備を行うとしたら、相鉄東急直通線開業後の2023年3月以降ではないでしょうか。

もしくは、HAZAWA VALLEYの複合商業施設が開業した後の2024年ということもあり得ます。

バス便が充実すれば羽沢横浜国大駅の利用者が増加することは間違いないですが、順序としては、羽沢横浜国大駅の利用者や利用ニーズが高まり、それに応える形で路線バスが整備されるのだとみています。

ほかの開発が着実に進んでいる中、バス路線に関してはもどかしい結果となりましたが、今後の進捗を気長に待ちたいと思います。

何か情報をお持ちでしたらぜひコメント欄に一言寄せていただけると嬉しいです。読者皆さまの力で当ブログは成り立っているとつくづく実感しています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

コメント

  1. かとう より:

    あまりにも羽沢横浜国大駅前にバスが走ってる事が少なすぎてたまに見かけると運がよく思えます笑

    駅から多少離れていますが横浜国立大学近くのバス停から横浜駅まで一本で行けるのでたまに利用しています。

    最近の街の変化ではアーウィン羽沢近辺の道路の舗装工事がされてますね〜
    それに伴い街路樹が伐採されてたりして少し悲しい気持ちになってます……

    • ひゅうま より:

      かとうさん、コメントありがとうございます。
      1時間に1本はかなりレアですよね(笑)
      私はたまに利用しますが、車内はいつも空いています。

      > 横浜国立大学近くのバス停から横浜駅まで一本で行ける
      おぉ、これは相鉄バスの浜11でしょうか?
      羽沢横浜国大駅から鉄道アクセスだとどうしても乗換が必要になるので、横浜駅まで1本で行けるのは魅力的ですね!

      アーウィン羽沢あたりもそろそろ落ち着いてきますかね!
      羽沢エリアの良さの一つには緑が多い点があると思うので、維持していってほしいですね・・・

  2. くらっしー より:

    いつも更新お疲れ様です!
    東神奈川方面のバスが出来たら、神奈川区民は便利になりますね!

    羽沢横浜国大駅付近の上星川小学区は羽沢南と上星川が交差するエリアなので、ギリギリ神奈川区(羽沢南)の方は星川の保土ヶ谷区役所を利用してる人も居ると聞きました!(おそらく出来ることは限定的?)

    住民が増えて利益が出るレベルになれば可能性ありそうですね!

    • ひゅうま より:

      くらっしーさん、コメントありがとうございます。
      西端の羽沢横浜国大と東端の東神奈川を繋げば、神奈川区の大部分をカバーできるのでは?と思ってしまいます!

      羽沢南民が保土ヶ谷区役所を利用できるとは画期的ですね!言われてみると、上星川小は保土ヶ谷区ですが神奈川区民も通学エリアに入ってますもんね。
      東京都のように行政区ではないので、区間で柔軟に対応できることが増えたら利便性が高まりそうです。

  3. くらっしー より:

    ちなみにハザコクからはそれてしまいますが、

    西谷⇔二俣川間の地下化が22年度から着工されるようですね!

    参考:https://youtu.be/4QxuiF_QC0o

    https://www.google.com/amp/s/www.hamakei.com/amp/headline.php%3fid=11685

    完了は10年以上後のようですが、線路があった部分の用地は相鉄が保有してるんでしょうし、沿線開発もされていきそうですね!!(特に西谷がすごいことになりそう)

    西谷が開発進んだら隣駅のハザコクも恩恵受けそうな気がします❗️

    • ひゅうま より:

      くらっしーさん、地下化の情報もありがとうございます!
      これまでよく分かってなかったのですが、動画がわかりやすくてメリットが理解できました。

      踏切がなくなるだけでなく、線路用地の利用も進みそうですし、これまで線路の騒音で地価が安かった沿線住宅街の地価も上がりそうですよね!
      かなりインパクトが大きそうで楽しみです!!(あと10年以上先の話ではありますが…)

      新横浜と羽沢横浜国大の繋がりはまちづくりプランでも言及されていますが、羽沢横浜国大と西谷の繋がりは特に検討されていませんよね・・・
      双方で開発が盛り上がっていけば相乗効果もありそうです!

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