※2023年11月30日最終更新
ヨコハマの街・再開発ブログをご覧いただきありがとうございます。
横浜市泉区のゆめが丘駅/下飯田駅周辺の再開発事業の定点観測記事をお送りします。

ゆめが丘駅/下飯田駅周辺では、1年後の2024年夏を目途に商業施設の開発やマンションの建設など、大規模な再開発事業が行われています!
コストコが出店するのではないか?とも噂もあったりなかったりするようですが、実際のところどうなんでしょうか。
今回は、2023年9月時点の開発状況を写真とともにレポートしていきたいと思います。
なお、今後はゆめが丘駅/下飯田駅周辺の再開発事業を2ヶ月に1度のペースで定点観測していく予定です。
興味のある方はぜひ当ブログをブックマークしておいて頂けると嬉しいです!
↓最新記事:2023年11月現在のゆめが丘駅/下飯田駅の再開発状況を現地レポート!ゆめが丘ソラトスは?

再開発事業の全体像とは?
ゆめが丘駅/下飯田駅周辺で行われている再開発事業の正式名称は、泉ゆめが丘地区土地区画整理事業です。
施行面積は約23.9haということで、およそ東京ドーム5個分の広さです!

再開発の対象範囲は以下の通りです。

商業施設「ゆめが丘ソラトス」や分譲マンション、賃貸マンションなどが建設される計画となっています!
また、公園やバスロータリー、新設道路なども整備される予定です。
ゆめが丘ソラトスのテナントは?
ゆめが丘ソラトスの完成イメージをご覧ください!







この再開発事業では、大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス」を中心に、バスロータリーや公園などの街インフラ、マンションや戸建て住宅などが一体的に整備される計画となっています。

ゆめが丘ソラトスは地上3階建てで、店舗面積が約42,700㎡となっています。
テナント数は約140店舗、開業時期は2024年夏という計画です。
東京新聞の記事(2022年11月27日)によると、シネマコンプレックス(複合映画館)10スクリーン、農家と連携したマルシェ、1,900㎡~2,300㎡のスーパーマーケット、3,000㎡級の子供向け遊具付き屋上公園(無料開放)などの計画があるとのことです。
また、タウンニュース泉区版(2023年11月23日)によると、「テナントについてはシネマを含めて契約を進めている段階で、来年2月に一部店舗を公表、開業の2~3か月前に全テナントを発表する予定」とのことでした。

簡単なフロアマップが掲載されていました。
赤色が物販店舗、黄色が非物販店舗、青色が駐車場とのことです。
物販店舗の面積が広い印象がありますね。
ここからは2023年11月30日現在、明らかとなっているゆめが丘ソラトスのテナント情報です。
そうてつローゼン

相鉄の決算説明資料にて、そうてつローゼンがゆめが丘駅周辺に出店することが明らかとなっています。
お好み焼き 清十郎 ゆめが丘ソラトス店(11/30更新)

大阪府に本社を置き、飲食店や携帯ショップなどの運営を行う株式会社エムシーアイの公式HPに「お好み焼き 清十郎 ゆめが丘ソラトス店」の求人情報が掲載されていました。

求人情報には「ゆめが丘ソラトスにオープンするお好み焼きともんじゃ焼きのお店です。」との記載がありました。
勤務時間は10:00~23:30となっています。
ただ、(営業時間の変更により、上記時間帯も変更になる可能性あり)と併記されていることから、まだ明確な営業時間が決まっているわけではなさそうです。
勤務開始日などの記載はみられませんでした。
お好み焼き清十郎は、大阪府や兵庫県、京都府を中心に数店舗展開されています。
関東圏では、神奈川県藤沢市(辻堂駅)の湘南テラスモール4階にオープンしているようです。
ゆめが丘駅/下飯田駅周辺の現地レポート(2023年9月)
ここからは、現地の写真を交えながら再開発の状況をレポートしていきたいと思います。
撮影場所をそれぞれ地図で示しながら紹介するので、ぜひ現地に行った感覚でお楽しみください!
①


ゆめが丘駅の高架付近から撮影した写真です。
既に外観はある程度出来上がっているようで、印象的な曲線部分もよくわかりますね。


こちらは、写真と角度が似ている完成イメージ画像です。
ゆめが丘駅とゆめが丘ソラトスの間にもオープンテラスのようなスペースが設けられるようですね。
また、ゆめが丘駅の高架下空間も開発されるのか、テナントのような空間が描かれています。
②


先ほどの建物と道路を挟んで反対側を撮影した写真です。
高さ3階程度まで建設が進んでおり、先ほどの建物とは2階部分のブリッジ(写真左側)で行き来できるようですね。

https://www.sotetsu.co.jp/pressrelease/realestate/r22-179/
角度は違いますが、完成イメージ画像のこの建物ですね。
1階は店舗部分、2階以上は駐車場といったところでしょうか。

建物の中の様子はこんな感じでした。
外観部分の工事が先行しており、内部はまだまだこれからという印象ですね。
③


下飯田駅側からゆめが丘駅方向に撮影した写真です。
ゆめが丘駅が全く見えなくなってしまいましたね。
この写真では大きな階段が印象的ですが、完成イメージ画像を見ると、

エスカレーターと並列で設置される階段のようで、下飯田駅方面から訪れる客のメイン入口になりそうですね。
完成イメージ画像を見るに、屋上部分に大きな屋根がありそうなので、この階段は雨に濡れない仕様ということでしょうか。

先ほどの写真の撮影場所から少し離れて撮ったものです。
ゆめが丘ソラトスの規模感が見て取れますね。

似た角度の完成イメージ画像がありました。
これを見ると写真右側は駐車場スペースで、左側部分(つまりゆめが丘駅のそば)が店舗部分になりそうですね。
④


下飯田駅前の道路と環状4号線が交差する場所から撮影した写真です。
こちらも曲線が印象的ですね~。
この部分は立体駐車場になるものとみられます。
⑤


ゆめが丘駅の東側で行われている建設工事を撮影した写真です。
横浜ゆめが丘病院と、横浜ゆめが丘健康プラザが建設されています。

横浜ゆめが丘病院は、泉区新橋町の湘南泉病院(医療法人社団鵬友会)が移転・拡大する形で2024年4月に開業する予定となっています。
延床面積は約9,400㎡で、病床数156床の計画です。

横浜ゆめが丘健康プラザは、1階に医療法人社団鵬友会の事務所と調剤薬局、そしてクリニックが設けられ、2階は栗肉が計3テナント、3階は健診センターが設置される計画となっています(出典:医療総合コンサルティング)。
⑥


ゆめが丘駅北側の道路をいずみ野線の線路と平行に撮影した写真です。
写真右手にはゆめが丘駅の駅舎が、写真左手には賃貸マンションが複数映っています。
これらの賃貸マンションはいずれも個人が建築主となっており、それぞれ異なるプロジェクトで進められているものです。

こちらは相鉄不動産が手掛ける賃貸マンションの建設地(ゆめが丘駅徒歩3分)です。
相鉄グループ初の木造賃貸マンションで、三井ホームが設計・施工を担当しています。

1階部分は薬局と医療系テナントが4つ、2階以上が住居部分(計74戸)となる計画です。
2024年6月に入居開始の予定となっています。
木造賃貸マンションと言っているものの、1階部分はRCコンクリート造で、2階以上が木造になるとと言うことでした。
⑦


最後に、ゆめが丘駅からゆめが丘ソラトスを撮影した写真です。
今までは目の前を遮るものがなかったのですが、写真からもわかるように建物の圧迫感がすごいことになっていました。

湘南台駅方面のホームから撮影した写真です。
駅前1等地にゆめが丘ソラトスが建設されていると言うことがよくわかりますね。

ちなみに2023年3月下旬に撮影した際には、このように抜け感がある景色を楽しめました。
わずか半年間でここまで変わるとは、久しくゆめが丘駅に訪れていない人はかなり驚くと思います。
おわりに
2023年9月時点のゆめが丘駅/下飯田駅周辺の再開発事業を見てきました。
前回は2023年4月時点の様子を記事にしていたのですが、この半年間で街が大きく変化していてとても驚きました。
今回の記事をご覧になってゆめが丘駅周辺の変貌に驚いた方も多いのではないでしょうか。
ゆめが丘ソラトスは2024年夏の開業と発表されているので、あと1年を切っています。
今後さらに速いスピードで街が変化していくとみられ、ゆめが丘駅周辺からますます目が離せなくなりますね。
次回の定点観測記事は2023年11月にお送りする予定です。
引き続き当ブログをご覧になっていただけると嬉しいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
P.S.コストコという噂?
ちなみに、「ゆめが丘 再開発」とGoogle検索を行うと、コストコが一番最初の予測変換に出てきました。

とはいえ、コストコがオープンするという情報はどこにも出ていません。
コストコが出店したら良いな~と検索する方が多かったため、予測変換の上位に出てきたのでしょうか。
真偽が明らかになり次第、当ブログでお伝えしていきたいと思います。
※ゆめが丘駅/下飯田駅周辺の再開発事業については、2022年3月以降、計4記事をお送りしています。
コメント
コメント一覧 (3件)
ヨコハマニアさん、こんばんわ。
いつも楽しく拝見させて頂いています。
新しい情報ですが、
リビオタワー羽沢横浜国大にオープンする、保育園が決まったようです。
https://s.kabutan.jp/news/n202310030634/
園名はミアヘルサ保育園ひびき羽沢横浜国大(仮称)で認可保育園。羽沢横浜国大駅前再開発による商業施設(リビオタワー羽沢横浜国大)の一画に開設される。定員は59名予定(1歳児10名、2歳児10名、3歳児13名、4歳児13名、5歳児13名)
TANUPI:)
TANUPIさん、コメントありがとうございます。
ついに保育園の情報が解禁されましたね!
ある程度の規模感がありそうですし、リビオタワー羽沢横浜国大の住民だけでなく、地域住民の方々にとっても朗報となりそうですね。
あとはスーパーと他テナントの情報解禁が待ち遠しいです!
https://www.merhalsa.jp/hoikuen/news/534/detail/