※2022年3月時点の情報となります。ご了承ください。
ヨコハマの街・再開発ブログをご覧いただきありがとうございます。
羽沢横浜国大駅周辺を散策していると、宅地開発とみられる分譲地をいくつか発見しました。
いずれの分譲地も流石は横浜ということで、羽沢横浜国大駅からは山あり谷ありの険しい道のりですが、高台ならではの景色が楽しめるエリアもありました。
今回は、羽沢横浜国大駅徒歩20分圏内の大規模分譲地3件をレポートしたいと思います!
分譲地と羽沢横浜国大駅の位置関係
まずは、分譲地の位置を確認していきましょう!
今回紹介する分譲地は、GoogleMaps上の赤丸です。
羽沢横浜国大駅は地図上の右側に位置しています。
いずれの分譲地も羽沢横浜国大駅から離れているため、駅まではそこそこ歩く必要がありますね。
①は保土ヶ谷区上菅田町、②と③は保土ヶ谷区東川島町という地名になります。
【上菅田町】新興住宅地での更なる宅地開発8戸
1つ目の上菅田町物件は、全8戸ということで大規模分譲地は少し言い過ぎですね。
ただ、周辺を見渡すと新興住宅地が広がっており、ここ数年で一気に分譲が進んだような印象を受けました。
羽沢横浜国大駅からはちょうど徒歩20分(1.4km)ということで、歩けなくはない距離ですがなかなか遠いです(西谷駅は徒歩19分)。
環状2号線を渡った後から結構な上り坂が続き、その後はほぼ平坦で行けるルートですね。
ちなみに羽沢横浜国大駅の標高は約33m、当該分譲地は約64mとなっています(前面道路の標高を計測)。
周辺には相鉄バスのバス停【七里堰】がありますが、残念ながら羽沢横浜国大駅には行かず、横浜駅行きか上星川駅行きのいずれかになります。
赤色で囲った部分が当該分譲地になります。
もともとは駐車場として利用されていたのでしょうか。
航空写真で分譲地の周辺環境を見てみると、さきほど新興住宅地と言ったのが何となくわかるのではないかと思います。
実際に歩いてみると、高低差のある土地に閑静な住宅街が整然と広がっていました。
これが現地の写真になります。
新たに開発道路が設けられるようです。
この写真の左側は下り坂になっているのですが、当該分譲地はほぼ平坦な地形です。
開発許可に関する掲示です。
開発区域の面積は1196.87㎡ということで、そこまで大きくはないですね。
2021年7月29日より工事が開始し、2021年11月30日に工事が終わるスケジュールとなっています。
ただ、現地を訪問した12月19日には造成が完了したようには見えなかったのですが、宅地開発というのはそういうものでしょうか・・・?
【開発事業のお知らせ】には、敷地の配置図が掲載されていました。
いずれも敷地面積が125㎡以上確保されているようです。
このエリアは第一種低層専用住居地域となっており、容積率80%とかなり厳しい制限があります。
横浜市では敷地面積の最低限度を定めており、容積率80%のエリアだと125㎡が最低限度となるようです。
【まとめ】
羽沢横浜国大駅から20分歩くのはなかなか厳しいですが、その分お値段は控えめになると思われます。
駐車場の位置まで決まっているので、おそらく建売住宅だと思います。
周辺は住宅街と畑が中心で、コンビニやスーパーは近くにありません。
ただ、クリエイト保土ヶ谷東川島町店が徒歩5分の距離にあるのは嬉しいですね。
販売情報が出たら、またレポートしたいと思います!
【2022年3月25日追記】
宅地造成が完了していました!
【東川島町A】坂の中腹にあるひな壇の18戸
続いては、全18戸の分譲地になります。
現地ではおおむね造成が終わっているようで、擁壁がたくさんありました。
GoogleMapsを見るとわかりますが、この分譲地の真下には西谷~羽沢横浜国大駅間の線路が通っています!
さて、羽沢横浜国大駅からは徒歩21分(1.5㎞)となります(西谷駅は徒歩14分)。
先ほどの上菅田町物件と同じくらいの距離かと思いますが、この分譲地までの道のりが険しいのです。
羽沢横浜国大駅からは環2沿いをしばらく歩きますが、環2にも多少の上り坂と下り坂があります。
その後、かなりの急坂を上り、そしてせっかく上った急坂を別方向に下った先にあるのがこの分譲地になります。
この分譲地の前面道路の標高は約53mです。
羽沢横浜国大駅が約33mなのであまり高低差がない思われますが、それは坂を上りきった後に下ったからで、かなりの起伏があります。
赤色で囲った部分が当該分譲地となります。
分譲地内でも結構な高低差があり、地図でいうと上のほうが標高が高くなっています。
ひな壇になっているので、平坦地よりも日当たりは良さそうですよね。
これぞ横浜の宅地と言うような、高低差を生かした造成が行われています。
羽沢横浜国大駅からは、1枚目の写真上部に見える高台の住居あたりまで一旦上りきり、そのあと下るような形です。
開発事業者は、株式会社横浜建物です。
セミオーダー住宅「ラシット」を展開している住宅会社ですね。
横浜周辺の丘陵地を開発し、高低差を生かした宅地分譲を多く実施している印象です。
工事は約1年前の2021年1月25日に始まっており、2022年1月31日には終了する予定です。
擁壁工事などが必要なため、工事期間も丸1年かかるのですね。
こちらの分譲地も第一種低層住居専用地域で容積率80%のエリアのため、敷地面積の最低限度が125㎡となっています。
その通り、全18戸の敷地面積は最低でも125.33㎡以上あるようですね。
開発道路を1本新設し、前面道路もしくは開発道路と接道するようになっています。
旗竿地はわずか4軒で、しかも区画がどれも綺麗ですごいな~と思います。
【まとめ】
羽沢横浜国大駅まではアップダウンを繰り返しての徒歩21分なので、鉄道利用なら西谷駅でしょうか。
ただ、西谷駅からも急坂を上る必要があるので、いずれにせよ坂を覚悟する必要はありそうです。
最も近いバス停は、環2沿いにある【池の谷戸】となります。
相鉄バスと神奈中バスが通っており、相鉄バスだと横浜駅行きか上星川駅行き、神奈中バスだと新横浜駅行きか保土ヶ谷駅行きがあります。
神奈中バスの新横浜駅行きは、途中で羽沢横浜国大駅前を停車しますね。
上菅田町物件と同様に周辺にコンビニやスーパーはありません。
車を使って西谷駅や上星川駅周辺などで買い物するのがよいでしょうか。
一つ気になるのは、前面道路の反対側が日蓮宗妙福寺の敷地となっており、多くの墓地が並んでいます。
高低差があるので気にはならないと思いますが、気にする人は気にするかなと思います。
それにしても景色はとても良いですよね!空が広いです。
【2022年2月14日追記】
公式HPができていました。
【2022年3月25日追記】
全18棟、完売したようです。
土地・建物込みで4,300万円前後でした。
【東川島町B】抜け感抜群の高台35戸
最後は全35戸の大規模分譲地です。
こちらは、先ほど紹介した東川島町分譲地の目と鼻の先にあります。
私が訪問した際には既に造成工事が終わっており、看板などもすべて撤去済みでした。
羽沢横浜国大駅からは徒歩20分(1.4㎞)です。
高台に位置しており、標高は約69mとなっています。
羽沢横浜国大駅は約33m、西谷駅は約29mなので高低差をイメージいただけるのではないかと思います。
先ほどの東川島町分譲地と同様に、羽沢横浜国大駅からはアップダウンが激しい道のりとなります。
ただ、このは分譲地は西谷駅のほうが近く、西谷駅徒歩13分となっています。
この分譲地の特徴は、高台から見渡せる景色ですね。
前面道路を挟んだ反対側は急傾斜地となっており、視界を遮るものは何もありません。
毎日この景色が楽しめるのなら、駅からの急坂も我慢できそうです。
地図上に赤く囲んだ部分が分譲地となります。
もともとは畑などの農地でしょうか。
赤枠部分以外のエリアは、日蓮宗妙福寺の敷地になります。
地図下部にある空き地が先ほど紹介した東川島町分譲地なので、本当に近い距離ですよね。
現地は既に宅地造成も済んでおり、開発道路も完成していました。
分譲地内はほぼ平坦で、全35戸ということで奥側まで見渡せないほど広大でした。
この敷地全てに戸建て住宅が建つと思うと、新たな街づくりといった形でワクワクしますよね。
さて、この分譲地は既にWeb上で情報が解禁されていました!
先ほどの東川島町分譲地と同様に、横浜建物のセミオーダー住宅「ラシット」でした。
同時に土地を取得したのでしょうか。それとも、土地所有者が同じ地主だったのか・・・
区画図も公表されていました。
私が添付したGoogleMapsは上が北であるのに対し、横浜建物の区画図は左が北となっているので要注意です。
⑥だけ257.37㎡でかなり敷地が広いのが気になりますね。
既に地権者などに販売する予定などあるのでしょうか。
2022年1月下旬より第一期の販売が開始するスケジュールのようです。
価格は未定とのことですが、公式HPでは「西谷駅徒歩12分」を謳っているので、そこそこ良いお値段がするのでしょうか・・・
【まとめ】
マンションならまだしも、戸建てであの景色を味わえる場所は横浜市内でも限られてくるのではないでしょうか。
その分、各駅からの高低差がありますが、それを許容できる人は西谷駅からも徒歩圏内ですし魅力的な物件ではないでしょうか。
ただ、スーパーやコンビニなどは近くにないので普段の買い物は少し不便かと思います。
【2022年3月25日追記】
現地に立て看板が設置され、早いところでは基礎工事が始まっていました!
おわりに:徒歩20分圏内はまだ開発の余地がありそう
今回紹介した3つの分譲地を合計すると、計61戸となります。
1世帯4人で換算して244人が新たに生活を始めると思うと、なかなかの規模感ですよね!
(そう考えると、リビオタワー羽沢横浜国大の357戸はとてつもない規模感・・・!)
今回散策する中では、畑や駐車場などまとまった土地がまだまだある印象を受けました。
相鉄JR直通線に加え、来年度には相鉄東急直通線も開業する予定なので、このエリアの利便性は高まる一方です。
羽沢横浜国大駅徒歩20分圏内では、今後も大規模分譲地の開発が続きそうですね。
今回紹介した物件の続報については、またブログかTwitterで紹介していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
P.S.
誰もそんなこと考えていないと思うので自意識過剰で恥ずかしいですが、横浜建物のPR案件ではありません(笑)
2021年は本ブログをご覧いただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (6件)
年末の更新お疲れ様です!
35戸の物件、情報公開されてるんですね!
西谷まで12分は流石に…無理がありますね笑
下りでも恐らく15分以上はかかりそうな気がしますね、、
高く売るために最短の最短距離で理論上…って感じでしょうか!
クリエイトの東川島町店はまだ歩けても、コンビニは
西谷の梅ノ木交差点入っていった先のローソンしかなくかなり遠いですね…
2年後あたりに羽沢南とか上星川小あたりの中古戸建てが新築並みの強気価格で出そうな気がしてきました笑
くらっしーさん、コメントありがとうございます。
今年もよろしくお願いします!
どう考えても12分では西谷に着かないよな~と思っていましたが、やはり無理がありますよね!笑
1月下旬に抽選実施ということで、時間のない方が現地を見ずに購入してしまうということがないよう祈りたいですね・・・
そのローソンがコンビニの最寄りですかね!
距離も遠く、更に分譲地からはかなりの坂を下る必要があるので普段使いは大変そうです。
中古戸建ては、相鉄東急直通線の開業後に売出し物件が増えそうですね。
羽沢南は徒歩10分圏内という希少性があるので、高くつきそうです。
最後のpsにありましたが、お住みではないのにこんなに詳細な情報は宣伝に見えるかもしれませんね。笑
今回ご紹介の分譲地は西谷駅に行くにも羽沢横浜国大駅に行くにも大きくて長い坂がありますね。毎日の駅利用者にはしんどいですが、車通勤の方や在宅勤務の方にはいいかもしれませんね。
コメントありがとうございます。
自分で文章を読み返しても、何だか宣伝ぽいな〜と思ってしまいました。笑
まさに横浜の代名詞といったような土地ですよね。
噂程度に横浜の子供は足腰が強いと聞いたことがあり、健脚にはつながるかも?とは思いますが、毎日は辛いですね、、、
人を選ぶとは思いますが、仰るようにハマる人にはハマりそうな土地です!
YouTubeに記事に出ていた物件が出でいました!
https://youtu.be/YV5lRBpHgeY
実際に物件から西谷駅まで歩いてみた動画のようですね❗️
とんでもない起伏激しい坂を下る様子が見れました、これ帰りの登りでもやってほしいなぁ笑
くらっしーさん、ありがとうございます!
Youtube見てみましたが、ものすごい坂ですね・・・
12分ちょうどで着いていて流石だと思いましたが、帰りはこうもいかないですよね。
道が細かったり舗装されていないところがあったり結構歩くのが難しい道だと思いました。